二泊三日の韓国旅行

二泊三日なんて間一日しかないから非常にあわただしい。
アジアの旅行ツアーは二泊か三泊が主流なのではないかと思う。
日本人はあわただしいのが好きなのか、休みが取れないのかわからない。
私もその時は二泊で十分だと思った。
その旅行はフリーパックで行った。
往復航空券とホテルのセット、空港までの送迎付きだ。
ソウル空港につくとプラカードを持った現地スタッフが迎えに来てくれた。
到着の日はちょっとした市内観光がついていた。
送迎バスの中でガイドさんが韓国の歴史文化について非常に詳しく説明してくれた。
もちろん流暢な日本語で。
その説明があまりに詳しくてよほどの予備知識がないと意味がわからないのではないのかと思うほどだった。
もちろん私もほとんど聞いてもわからなかった。
ガイドの試験ではこういった説明も暗記しないといけないのであろう。
唯一記憶に残っているのは、日本人の主婦は明日お出かけだが家族が留守番という日にはカレーを作る。
韓国人の主婦は牛肉のスープを作るという話だ。
面白いと思った。
牛肉のスープだけでご飯が進むのだろうかと思った。
そんな説明を聞いているうちに昼食のレストランについて焼肉を食べた。
ソウルをお散歩
韓国と言えば焼肉を連想するが、やはりあちらでもごちそうなのでしょっちゅう食べているわけではないそうだ。ある外国人も日本人は毎日すし、てんぷらを食べていると思い込んでいる。
安いパックツアーなので昼食の焼肉もたらふくとまではいかなかった。
市内観光が終わると各自自由行動である。
外国に来るとただ町を散歩しているだけで面白いと思う。
中でも市場は活気があって楽しい。
値切り交渉もいったいどれくらい値切ればいいのかわからない。
韓国は日本人旅行者がおおいせいか、日本語で接客しているのがよく聞こえる。
韓国と言えば焼き海苔だ。
日本の味付け海苔とはまた違ったおいしさがある。
食事はある食堂に入ってから、韓国料理なのかどうかはわからなかった。
そこでチャーハンやら肉まんじゅうを食べた。
どれもおいしかった。
韓国ではレストランに行くと小さな小鉢にお漬物のようなものや野菜のナムルやキムチがたくさんついてくる。
健康的だ。
外食すると野菜が不足するからありがたい。
キムチはとても辛い。
日本のスーパーで売っているのとは全然違う。
日本のキムチが甘口なら、韓国のキムチは超激辛だ。
そういうわけであっという間に二泊三日の旅行が終わった。